クワトロDM・ハイブリッド蓄電システム
発電だけでなく、太陽熱活用もできる
PVTパネル クワトロDM
太陽光発電と蓄電システムを活用してエネルギー完全自給住宅を目指します。
PVTとは「Photovoltaic Thermal」の略で、太陽熱利用と太陽光発電を組み合わせて太陽エネルギー利用ができる太陽光発電パネルを指します。OMソーラーのPVTパネルは、OMソーラー製品「OMX」や「OMクワトロソーラー」に組み合わせることで、この熱を冬の暖房や給湯※1にも利用できます。発電によるエネルギー変換効率はおよそ21%ですが、熱利用のおよそ13%を合わせると34%※2ものエネルギー変換効率になります。また、発電時にパネルの温度が上昇すると発電効率が下がってしまう問題点※3を、パネルの下面に空気を通して熱利用することで低減しています。
※1 給湯利用はOMクワトロソーラーの場合
※2 クワトロDM415Wでの計算
※3 シリコン系のパネルの場合、発電効率は25℃で最大になり、それより1℃上昇する毎に0.5%発電量が低下すると言われます。
日本初のPVT認証取得
OMソーラー株式会社のPVTパネル「クワトロDM」は2018年、日本初のPVT認証を取得しています。PVT認証は、太陽熱利用と太陽光発電を組み合わせた太陽エネルギー利用システム「PVT(Photovoltaic Thermal collectors)」の普及推進のために、一般社団法人ソーラーシステム振興協会が新たに設けた認証制度で、例えば、都心の狭小地では太陽光発電の搭載量が限られてしまうが、PVTなら太陽熱も利用できるので、省エネ効率を向上でき、太陽光発電の発電効率を同時に高められるというメリットがあります。
2020年GOOD DESIGN BEST100を受賞した「ソーラータウン府中」の屋根にもOMソーラーのPVTパネルが採用されています。
太陽光発電&熱利用のPVTパネル
クワトロDM415W
仕様
型式 | GMG-SS8-54HS-415M |
---|---|
モジュール変換効率 | 21.25% |
太陽電池セル | シリコン系単結晶タイプ |
最大出力 | 415W (0~+5W) |
公称最大出力動作電圧 | 31.61V |
公称最大出力動作電流 | 13.13A |
開放電圧 | 37.45V |
短絡電流 | 14.02A |
最大システム電圧 | DC1500V |
外形寸法(mm) | W1134XH1722XD30 |
質量 | 21.0kg |
ハイブリッド蓄電システム
たっぷり
ためる7.04 kWh
しっかり
つかえる最大 5.5kW
家中
バックアップ200V 機器も
対応
安心を長く15年保証+
12000サイクル
電力ロス
少なく高効率5%ロスのみ
「太陽光発電用」と「蓄電池用」の2台のパワコンの機能を兼ねたハイブリッド型パワーコンディショナー。7.04kWhの大蓄電容量の蓄電池と組み合わせることで突然の災害時でも暮らしを守ります。また、太陽光発電の買取価格が低下しても自家消費をすることでエネルギーコストが削減可能です。
ハイブリッド蓄電システムだからこそ高効率!
一般的に太陽光発電用パワコンと蓄電池用パワコンを2台を設置した場合、室内に電気を届けるまでに15%ものエネルギーをロスしてしまいます。一方、ハイブリッド蓄電システムなら、1回の変換だけなので約5%のロスだけで室内に電気を届けることができます。
2台のパワコンの場合
ハイブリッド型パワコンは
1回の変換のみ
これからのエネルギー自給自由宅「ALL TIME REAL ZEH」
日中は太陽光発電で発電した電気を自家消費しながら余剰分の蓄電を行い、蓄電池が満充電になると自家消費しながら売電をします。雨天や夜間などの発電しない時は蓄電した電気を自家消費します。自家消費と蓄電のバランスをあらかじめ設計しておくと、「エネルギー完全自給住宅」をめざすことができます。